AI活用のファンドマネジメント、韓国で拡大

0
75
Photo by iStock

韓国では金融当局が規制を緩和したことをきっかけに、AIを活用したファンドマネジメントが普及拡大している。AIを基にしたファンドは、2018年の運用パフォーマンスも予想以上の出来となり、トップクラスのファンドマネージャーが運用するファンド40本のうち、14番目のパフォーマンスを誇るという。

韓国メディアBUSINESSKOREAは、AIを活用したファンドマネジメントの事例が紹介している。たとえば、GQ Asset Managementは、2月末に200億ウォン規模のプライベートエクイティファンドの立ち上げを計画している。これはビッグデータ分析サービスを手掛けるIncizorと協働するもので、国内デリバティブや海外通貨、クオンツ戦略を手掛けるという。

また、NH-Amundi December Global Robo Adviser Fundは、2018年に市場全体が大幅下落する中、1年間で2.05%も上昇したという。ある株式市場アナリストは、米中貿易摩擦やブレグジットなど、世界的にボラティリティが高まるなかで、AIの活用はますます拡大すると見ている。なお、韓国金融当局はフィンテック企業の必要資本金額を4億ウォンから1.5億ウォンへと大幅に引き下げた。このため、ロボアドバイザーによるファンドマネジメントビジネスに、フィンティック企業が参入することが予想されている。