金融業界におけるAIの活用事例

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Photo by iStock

AI(artificial intelligence、人工知能)の恩恵を受けている業界のひとつが、金融業界である。金融業界においては、クレジット審査やリスク管理、クオンツトレーディング、パーソナルバンキング、サイバーセキュリティ・詐欺発見などの分野でAIが活用されている。金融業界の顧客は、 AIを使ったサービスによって利便性を享受し、より安全に貯蓄や投資を行うことができる。

米メディアbuilt inは、AI活用を進めている金融業界の14社を紹介している。ZestFinance、Scienaptic Systems、Underwrite.ai、DataRobot、Kensho、Ayasdi、Kavout、Alpaca、Kasisto、Abe AI、Trim、Shape Security、Darktrace、Vectraの14社がそのラインナップだ。

たとえば、クレジット審査の分野では、ZestFinanceがZest Automated Machine Learning(ZAML)プラットフォームを開発している。これはAIを活用したソリューションで、クレジット情報・クレジットヒストリーがほとんどなくても、企業のクレジット審査をサポートする仕組みである。またクオンツ取引の分野では、Kavoutが機械学習(machine learning, MI)と定量分析を用いた金融市場のパターン認識を試みている。KavoutのAIをベースにしたKai Scoreを使い、SEC(Securities and Exchange Commission、米国証券取引委員会)に提出された各種資料や値動きなどの膨大なデータを分析すれば、パターン認識を行うことができる。このKai Scoreが高いほど、株価がアウトパフォームする可能性が高いという。