IoTデバイスによる保険料算出データの収集とは?

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データサイエンスの発達により、様々な業界において、過去の少数のサンプルに頼らずとも、大量のリアルタイムデータから将来予測を行うことが可能となっている。保険業界においても、IoTデバイスの利用により、個人それぞれが持つプロファイルデータを使用して、保険料を算出することが可能になってきている。

米メディアEmerjは、テレマティクスを活用した自動車保険を例として取り上げている。保険会社は原資産(自動車)のリアルタイム追跡が可能となり、保険がかけられているイベント(自動車事故)のリスクをテレマティクスにより個別化できるようになったという。すなわち、保険契約者は年齢などの単純なプロファイルだけでなく、リアルタイムでの走行距離など、より精緻なプロファイルに基いて保険料を支払うこととなる。よって、安全運転をするドライバーにとっては保険料が安くなる計算となり、これは被保険者にとってもメリットとなる。

保険会社がハードウェアの製造に関わってきているのはこのためであり、今後もウェアラブルやGPAといったデジタルデバイスの発展がこの変化を後押しすると思われる。米フォーブス誌によれば、Sutherlandの副社長であるRenjen氏は「保険会社の幹部はウェアラブルの台頭に興奮しているはずだ。日々のカロリー消費、心拍数、睡眠パターンなどの履歴から、被保険者がどの程度健康的なライフスタイルを維持しているかを判断するプログラムが確立されつつある」と語ったという。