シティグループ、AIで法人向けローン審査の期間を短縮

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Photo by iStock

米国金融大手シティグループは、法人向けローン審査プロセス業務における企業の財務諸表分析に、AI(artificial intelligence、人工知能)を活用し始めた。AIは、これまで個人向けローンに活用されることで注目を集めていたため、法人向けの活用はユニークな事例といえる。シティグループでは、まず香港オフィスでトライアルを行い、向こう6か月から8か月ですべての法人向けローン審査にAIを活用する見通しだ。

香港メディアサウスチャイナモーニングポストは、シティグループが法人向けローン審査を短縮すべく、AIの活用に乗り出したことを報じている。シティグループ香港のクレジット審査部門は、AIを活用した法人向けローン審査のテストを開始した。シティグループ香港のコマーシャルバンク部門ヘッドを務めるAnson Kwok氏によれば、シティグループが活用するAIは、法人顧客の財務諸表を読み込み、自動で流動比率やレバレッジ比率など各種指標を計算するという。そして AIが打ち出した結果を基に、人間が貸し出しの可否や貸出金額などを決定するという。

銀行の法人向けローン審査には、通常10日から15日かかる。AIを活用することで、それが少なくとも2日に短縮できるのだという。